社員レポート


遠藤

悲しきおもてなし

 5月の札幌は初夏を思わせるような日もありましたが、おおむね寒暖の差が大きく不安定な気候のまま経過しました。恒例のライラック祭りは、近年フードイベントとしての知名度が上がり、大通公園では連日飲食ブースやワインガーデンが盛り上がっていました。一方で、5月といえば小学校の運動会が催される季節なのですが、お天気に恵まれず残念でした。せっかく練習して親御さんも楽しみにしていた行事だけにお気の毒です。

 市内には依然として東南アジア諸国の観光客が多く見うけられます。来札観光客を国別に調査した結果をみると、1位 台湾、2位 中国、3位 韓国、4位 香港、5位 タイとなっています。一時の爆買い行動はおさまったようですが、総じてショッピング熱の水準は高いのではないかと思います。ドラッグストアや量販店などでは、大量に購入する様子を目の当たりにすることもあります。また、マナーの悪さも相変わらずで、どこでも大声で喋り合い、条例で喫煙禁止のところでもタバコを吸って、ポイ捨てするなど迷惑なことも多く、市民が注意してもやめないということもあるようです。

 私自身もパン売り場で信じられない光景を目にして、思わず注意してしまったことがあります。売り物のパンを次々に手で触り、試食でもないのに勝手にちぎって口に入れたりするので見かねて、Don't do that, please! You should buy them since you touched!「触ったのなら買いなさいよ」というと「Ok, Ok 」といいながらトレイにパンをのせてレジに向かいましたが、その態度はぜんぜん悪びれても恥じてもいませんでした。

 人に道を尋ねるときでも、いきなり「ドンキホーテ!ドンキホーテ!」と連呼するだけでがっかりしてしまいます。札幌市民として「おもてなしの心」を忘れずに役に立ちたいとは思いますが、眉をひそめる機会が多いのは確かです。