社員レポート


営業部 草野 裕樹

3月月報

 毎年この時期になると「今年はどんな物件に人気がある」、「今年はこのエリアに人気がある」、「今年はこういう設備(施設)に注目が集まっている」などの話が営業マンの間で話題になる。話題として話が出るのと同時に、情報収集でもあり、それを実際に見に行ったりお客さんとの話の中からも同じように情報を収集する。その時の会話だけではなく、そのあとのお客さんとの話の材料として使ったり、知識として蓄積し話題作りや実戦におけるおすすめポイントとして説明したりして利用できる。仕事として営業をする上ではお客様との会話は必須であり、そこからどの程度情報を入手し求めているものがどういったものかということをどの程度理解し提案出来るかで仕事の良し悪しが決まる。つまり契約が成立するかしないかということにつながっていくのだ。
 この時期は引っ越しシーズンであり様々なお客様が来店する。もちろん一人一人希望も、好みも、条件も異なり、強いて言えば探している本気度も変わってくる。店頭で接客したり、電話口でお話や説明をしたり、メールのやり取りからヒントを読み取っていくわけだが、毎年その傾向には変化があり結果として決まっていく物件も変化が生じる。またマンスリー契約締結する際なども、期間などに変化が生じてくる。今年は特にその傾向が強く、大学生の就活で利用されるマンスリー契約に去年との違いが生じてきている。具体的にいえば、去年の大学生が札幌において就活をする際にマンスリー契約を行う場合の入居(契約)期間は、私が受けたものは最短で4か月、最長で8か月であったが、今年は主に3か月、もしくは4か月が多く短期決戦に向けて学生が意識をしていることがうかがえる。この違いは経団連の発表した就職活動の解禁日の違いである。今年は去年よりそれが早く、かつ短い様相を呈しており、さらに追い打ちをかけるように学生側の売り手市場であるため一人の学生が早めに数社の内定を確保するのが容易な社会情勢になっているのである。雇う企業も優秀な人材を他に取られる前に確保するため早めに内定をだし、人材の確保にあたるというのも一因としてあるようだ。その要因が絡み合って今年の大学生のマンスリー契約は昨年より短く、かつ、去年より早い時期から入居がスタートしているのである。こういった内容を接客から読み取り、話題作り、要望に対する提案などへ使えるかどうかが仕事に影響するのである。もちろん条件に全く合わない提案をするようでは話にもならないが、少なからず散りばめられているヒントをつなぎ合わせるとそれは答えに必然的につながるのである。
 人の話を聞くこと、そしてそれに対応する知識や情報を持ち合わせていることが仕事を作っていくうえで大切なのである。逆にいうと情報や知識を持たずして仕事は、成せないのではないだろうか。