社員レポート


営業部 草野 裕樹

レポート(4/10)

 毎年3月は多くの移動がある。新入学などの引っ越しから、就職するために移動するもの、転勤や離職に起因して引っ越すものなど多くの移動が見受けられる。特に学生などは大学の合格発表と共に一気に動き出し、一気に部屋を決めて入学を待つ。道外に住む学生は保護者と一緒に下見して部屋を決めるわけだが、早く行動を起こせる人は良いが、飛行機のやりくりや予定が合わなくて後回しになってしまった学生などは残りものと言っては言葉は悪いが、あまった物から選んだり退去の予定はあるがまだ退去していない部屋を想像しながら選択していったりということになってくる。そんな繁忙期がつい先日、今年も終わった。本当に多くの反響を受け、多くの申し込みを取ることが出来た。

 ではどのようなものに申込は入ったのか?不動産は賃料と物件のグレードは比較的比例しやすい。比例しないようなところは何か要因があるか、途方もなく見当違いな設定がしてあるかといった具合であろう。この状況下で申し込みが多かったのが、家賃は40,000円前後という具合の比較的中心部の物件が人気があったようだ。また、中心部ではなくて歩いていける距離にスーパーやコンビニ、地下鉄の乗車口があるようなところは比較的人気があり成約になっていた。逆にどのような物件が決まりにくかったか。これはいろいろな要因があるが、場所、賃料設定、設備、拘りとかけ離れてるなど挙げたらキリがないが、多くの意見が聞かれたのが物は良いが交通手段が不便であるということ。自分の住みたいグレードであるが場所が不便ゆえに選ぶことが出来ないという答えが多く聞かれたような気がする。もちろん、誰が見ても気に入るような物件が街の中心部にあれば人気が出るため家賃は高くなる。場所が微妙なために、もしくは交通状況が良くないために賃料が低めに設定されているのである。そういったものが今年はなかなか決まりづらかったように思う。また、部屋を探す人の感覚からすると、不便な場所で安い物件を探して苦労するよりは街の中心部で比較的賃料が割高でも便利で快適に過ごせる場所を選定する人が多かった傾向にある。特にその傾向は法人向けの接客時に強く出ており、通勤における利便性と周辺環境、セキュリティーとネット環境を重視した部屋探しが行われていたように思う。かつ、賃料は控えめで環境重視といった具合の傾向が強かった。

 今年は例年より雪の残量が多くいろいろな障害が生じたが、そういったことも今年の物件選びには大きく影響を与えている事は見て取れた。今年の傾向は来期には通用しないのが不動産の需要である。如何に情報を早く察知できるかで部屋は決まる、決まらないという差異が出てくるのではないだろうか?