社員レポート


遠藤

中古マンション事業(2012/10)

 9月の札幌は史上例をみない残暑に見舞われ、1ヶ月がとてつもなく永く感じられました。

 賃貸は総じて「家具家電つき短期契約可」が人気で、供給戸数にも限りが出てきており、また、広めタイプを希望されるお客様へのマッチングが困難な状況となっています。

 売買は人気の円山地区をはじめ、立地と利回りが良い投資向けが動いており、築年数が古くて、管理状態に問題がある物件は苦戦を強いられています。

 当社が仕入れて内装を一新した実住向けの売買物件に関しては、独自の物件を持たない同業他社からの紹介でスピーディな成約に至っています。この背景には、札幌近郊の戸建てを処分して、都心の中古マンションを求める高齢者を中心とした顧客を持つ業者の活躍があります。

 実住向けは多少築年数が古くても反響が大きく、リフォーム次第では早期に成約するケースが見られますので、長期空室の広めタイプは賃貸募集と合わせて売却も検討するには良い時期かと思います。

 一方で賃貸中の入居者からは、設備の老朽化による不具合が多く寄せられ、対応が困難な場合があります。先日も築年数の古いマンションの排水詰りがあり、手配した業者も見たことのない形状の鋳物トラップがネックになっているケースで、改善する方法はユニットバスを交換するしかないということでした。古い排水設備などの修理・更新ができる業者も貴重な存在になっているので、私たちも新しい工法や技術に目を向けて、業者選びを的確に行うことが大事だと思います。

 新聞発表などによると、大手デベロッパーや施工関連会社が次々と中古マンション管理事業、リフォーム事業を強化する動きが見られます。

 また、政府も中古住宅流通・リフォーム市場拡大を後押しする政策を展開するとのことなので注目していきたいと思います。