社員レポート


佐藤 淳一

夏のマンスリー契約(2012/08)

 この時期は観光や避暑目的の3ヶ月程度のマンスリー需要が多く、夫婦2人で契約できる部屋の需要が高かったです。定年して退職金が入り、まだ体も動き、時間もお金も余裕がある羨ましい方がたくさんいらっしゃいます。旅行といえばすぐに思い浮かぶのはホテルや旅館ですが、マンスリーで部屋を借りる方々は、自炊ができるのがポイントのようです。また、ホテルを点々として観光するだけが目的ではなくて、友人・知人にも会ったりすることも楽しみのようです。慣れた方だと新聞の購読も予約済みで、新聞に入ったチラシで安いツアーに参加したりしており、北海道民の私よりも北海道のことや札幌について詳しくなっていたりします。

 中にはリピーターとして毎年利用していただいている方もいらっしゃいますが、空室のタイミングが悪いとこれまで利用していただいた地域や物件のグレード等もまるで違う物件しかなく、悪いなと思ってしまうこともあります。

 また、数は少ないですが、そんなに広くもない部屋ですが空室になった際に賃貸募集はしなくてもいいという方も見られます。もともと将来は自分で使おうと思って購入しており、使わないから賃貸していたという方もこれまで数名いらっしゃいました。珍しいケースでは、購入した部屋が空室にならないために同じマンションの別室をマンスリー契約で借りるという方もいらっしゃいました。

 私達が思っている以上に北海道には魅力があるようです。今のところは北海道に魅力をすでに感じていた方が利用していただいておりますが、マンスリー契約をして北海道を満喫できることをもう少しうまくお知らせできればもっと需要も伸びるのかもしれません。

 7月に入居して9月に退室される方が多いのですが、来年もまた利用していただけるように対応したいと思います。