社員レポート


遠藤

札幌は夏枯れ知らず (2011/09)

 8月の賃貸は引き続き家具付短期契約への問い合わせが多くありました。
 これまで反響の薄かった白石や中島公園が一気に成約するなど、夏枯れとは無縁の動きがありました。
 一方で、家具家電をつけても長期空室に苦しむ物件もありますので、立地環境が不人気の要因になっているものは価格で勝負するしかないでしょう。

 また、当社管理物件の賃貸状況を見ると、古いワンルームタイプの空室が全体の空室率に影響しており、浴トイレ別で立地環境の良い物件は稼働率も高いことからワンルームに対する需要の低迷は否めない状況です。

 札幌市内のマンションマーケットは、アナリストのレポートによると桑園や円山地区がかなり活性化しており、大手ブランドの新規発売マンションが驚異的な売れ行きとなっているようです。
特に円山地区物件では、住友や三井が正式な発売前に優先案内会を開催すると相当な資料請求数と案内数になっているらしく、反響の大きさがうかがえます。

 また、既発売物件の在庫が激減して、売れ残りがわずかになってきているため、全体的に物件不足で熱いマーケットになっているとのことです。

 こういった市況の影響で、当社の売買物件も投資マンションよりも所有者居住タイプのマンションの方が、手ごたえがあり短期間で成約に至っています。
広めのタイプで長期空室に苦しんでいるオーナーは、設備と内装をきっちりやって売却するのが得策といえるでしょう。

 札幌では老舗のタクシー会社が8月に倒産し、市民になじみの深い、地下街開業時から喫茶店を経営していた会社も倒産するなど厳しい環境ですが、マンションマーケットに関しては道内全域から注目されており、さらに全国からの移住需要も期待できることから、成約率も高めで推移すると思われます。