社員レポート


小木曽

メリハリ

 9月末から10月にかけて札幌在住のある大家さんの物件を、立て続けに3件賃貸の申込みをもらいました。その大家さんは、他の物件とは少し異なり家具家電付きのお部屋でも、ホテルの宿泊部屋のように小物(トイレットペーパーやタオルやコップ、カレンダーや絵など)をそろえてあり、独自に一工夫している方です。
 偶然に3件とも申込をしてくれたお客様が女性で、「オーナーさんの心づかいがいいですね。」と言っていました。何件か案内をした部屋の中で賃料は一番高いのですが、「この部屋にします!」とお申込みになりました。
 
 お客様の声を大家さんに伝えようと思い、お客様が喜んでいましたよとメールを送った所「ありがとうございます!自分が部屋に入った時にここに住みたいと思うように心がけています」と返事が届きました。
 私は、なるほど!だからこの大家さんのお部屋は入居率が高いんだなぁと関心しました。よく、人に貸す部屋だから家具・家電は安く…設備も安く…何でも安く・安く…と言う大家さんはいますが、「自分が使用する感覚」に近づけている人は少ないように思います。自分が使用するものだと、金銭的な面・性能・見た目いろいろな側面から研究し一番いいものを使いたいと思うと思います。価格は簡単にインターネットで調べられるので調査している方は多いですが……。

 最近思う事ですがあまり『安さ』にばかりこだわると、100円ショップのボールペンと、文房具屋さんで買うボールペンの差のようにパッと見の感覚はそう違いませんが、持った時の軽さ・書き味の違い・長持ち具合などすぐに感じるように、せっかくのお部屋も何となく「安っぽさ」を感じる時があります。100円ショップの商品で十分だと思う時にはその商品を、安さよりも性能と言う時は臨機応変に使い分けなければなりません。
 一度原点に戻って、「自分」だったらこの部屋に住みたいか、という事を考えてみてはいいのではないでしょうか?

 とは言っても、そんなに贅沢にばかりもふるまえませんので、閉める所は閉めて、お金をかけるところにはかける、というメリハリが必要かなと最近思います。