社員レポート


山田

景気と時代の流れと私の仕事

 3月はやはり中旬以降から忙しくなり、管理業務も書類整理が多く大変でした。社内に営業の方がいないときに、なんとかこの時期に賃貸を決めてほしいと必死になっている管理オーナーからの電話を受けました。どうしたらすぐ決まるかという相談でしたが、家賃を募集中の部屋で一番安くするということで思い切り下げた結果、申込が入りましたので一安心しました。

 現状の学生さんの賃貸は極端に家賃が高い物件か極端に安い物件のどちらかに偏っているとある番組で今年見たことがあります。当社で扱う物件は圧倒的に安い物件が多いですが、私が入社した頃の家賃とは全体的にかなり違ってきているのを感じます。
契約更新時期ではない管理入居者の方でも直接オーナーへ家賃の値下げ交渉をしたというケースや、逆にオーナーからは契約更新の際に、少し下げたほうがよいかと相談を受けることも増えてきました。両者とも気持ちよく永く住んでいただけるような対応を心がけていきたいと思います。

 管理入居者の方が生活保護を受けていたり、年金受給者も多くいますが、最近新しく出来た制度の住宅手当を申請するので証明書がほしいという方もいました。就職活動中でいくつかの条件をみたせば市から支給されるというものらしく、実際に申請が受理されて家賃の一部が区役所から直接管理口座へ入金になっています。支給される期間は決まっているようですが、利用できる制度は知っておくと便利だということと、ますます厳しくなっていく状況の中で、滞納者を増やさないよう努力し対応していきたいと思います。