社員レポート


佐藤 淳一

「こんな時だからこそ」

 世界的な不況の中、暗いニュースが多くなりました。経済的・精神的にも余裕がなくなったせいか心のゆとりがなくなったせいか、ちょっとした争いごとが多いように感じます。これは組合の運営にもみられると思います。人数が増えればいろんな考えの人が集まりますので、意見が集約しにくいとは思いますが、決定事項がまとまらない組合が多いように感じます。また、許容範囲が小さくなったせいか、組合が分裂するようなケースも見られます。

 自分が直接関わるものとしては、退去時の原状回復についてです。結構あるのが、相応の負担を求めた場合に、1円たりとも負担したくないというケースです。高額な金額を請求しているわけでもないのに、敷金から引かれたら困るという人もいたりします。その理由は、戻ってくる敷金をあてにしているからとのことです。話が負担ゼロから全く譲らないとなってしまっては進展がありません。

 最近は内装業者や設備業者でも、手抜き工事をするケースがあるようです。今までよりも手抜きが多いようです。当社では長年お付き合いのある信頼できる業者と取引きしていますが、収益を上げるために乱雑な工事をされ、結局手抜き工事で費用が嵩むこともあるようです。安い業者には安いなりの理由があることも十分考慮しなければと思います。
こんな時だからこそ、丁寧な仕事を心がけて、信頼していただけるような仕事をしたいと感じました。