社員レポート


佐藤 淳一

1年を振り返って

昨年1年を振り返ると、不動産業者に限らずいろんな業種にいえることかもしれませんが、消費者保護の名のもと業者に課せられる責任が重くなったように思います。消費者保護は大切だとは思いますが、個人的には消費者を保護するために過保護になってしまわないか思うこともあります。
学校ではモンスターピアレンツや学級崩壊、給食費不払いなど昔は考えられなかった問題がおきてます。病院でも治療費の不払いがあるようです。経済的に余裕がなくなり払いたくても払えない人も当然いるでしょうが、支払い余力が十分にあるのにも関わらず支払わないケースも多いようです。
不動産業界でも同じようなことが起こっており、クレーマー的なお客さんや家賃の不払いなどは以前よりも多くなったように感じます。自己主張は強いのに義務を果たさなくなった人が確実に増加してます。同時に心にゆとりがなくなってしまったのかなとも感じます。人の意見を聞いて判断しても遅くはないのに聞こうともせず自分の主張だけをする人が多いですが、冷静になって他の人の言うことも少しだけ聞いてみる心のゆとりがあればいろんなことがうまく回るのではないかと感じました。
実際自分の仕事でも慌しく時間のなかった仕事を後で再確認すると雑だったなと思うこともあります。普段の仕事から少し余裕をもった行動を心掛けたいと思います。