社員レポート


ブランドエリアについて

 大阪に「青山」「銀座」を造り大阪再生を!という記事を先日見つけました。これは、リそな総合研究所が東京の青山・赤坂・銀座に匹敵する「ブランドエリア」を大阪市内にも拡大し流入人口の増加を促すことで、全国的にも地盤沈下の顕著な大阪再生を目指すべきだとのリポートです。 ブランドエリアの候補地にはJR大阪駅北側の梅田貨物駅を中心とする「北ヤード」地区を挙げ、芸術的な観点から全体の景観を考えるデザイナー採用などを提言しているようです。



 今回のリポートは、大阪エリアで成功している数少ないブランドエリアとして西区の堀江エリアを例示しており、若者向けの飲食店や雑貨屋が数多くできた影響1995年からの五年間に若者人口が1.5倍に増えたと紹介する一方で、全体的に大阪には魅力のあるエリアが東京に比べると少ないため、中心部への居住人口の流れが弱いとも指摘していました。


 芸術的な観点から街づくりをする上では、景観とのバランスも考えなければならないと思います。オーストリアのザルツブルクでは景観保護条例が厳しいことで有名な街だそうです。今風な看板などは一切禁止されており、通りの商店はすべて金物で作った伝統的な小さな掛け看板で統一された街並みになっております。


 地盤沈下・景気低迷は大阪だけではなく札幌にも当てはまる傾向があると思います。では札幌のブランドエリアについて私なりに考えてみました。札幌のブランドエリアの代表といえば「円山エリア」だと思います。都心より程近く、円山公園などの自然もあり商店・銀行・病院等の生活環境が整っているエリアの代表ともいえますが近年ブランドイメージが薄れているのも事実だと思います。裏参道付近の商店の減少が何よりの裏付けとも言えると思います。


 次にあがるのが「中島公園」だと思います。このエリアは「円山エリア」と共通する部分が多いですが、生活環境不便姓・治安の不安についてはブランドエリアとしての確立には課題ともいえると思います。


 都心であるゆえの不便さを美とするか、ゆとりのある生活を基本とするかの選択で両エリアの発展にも特色が出ているのかもしれません。