社員レポート


アナログ的媒体について

 バブル崩壊以降広告宣伝費が削られる傾向にあり情報雑誌や新聞広告などピークと比較しますと明らかに薄くなっているようにも思えますが、我々不動産業界にとって広告媒体とは切り離すことができない密接な関係にあると思われます。雑誌、チラシ、DM、インターネット等。さらに不動産業界特有の捨てカンバン等媒体も様々なスタイルがあり各社のカラーを全面に打ち出し顧客獲得へ動いております。 しかし不況に強い広告媒体と呼び声も高い折込チラシは別のようです。2002年の首都圏一世帯当りの年間配布枚数は前年比3%増の平均7242枚あり、1992年と比較しますと約1.5倍も増えております。チラシの強みは何といいましても“誰でも作ることができる気軽さ”だと思います。

また、そこから“ターゲットとなる地域コミュニティへの訴求効果”へと繋がって行くのではないかと思います。よって“気軽でピンポイントな広告媒体”の代表がチラシとなります。 そのチラシの量は週末にかけて増え、土曜日にピークを迎えます。


発行業種の上位は「一般小売店」の22.2%。次いで「不動産」の21.3%となっております。ちなみにチラシの色は多色(3色以上)刷りが全体の75%と圧倒的多数を占めており、用紙サイズにつきましてはB4サイズが全体の56.1%。34.8%のB3サイズと合せますと全体の9割を占める。


これは新聞のサイズにピタリと合うことが人気の理由だそうです。 また、もっともチラシを見る頻度が高いのは30代既婚女性であり、以下40代既婚女性、50代既婚女性と続きます。“オトク”が好きな女性にとって切り離せない存在となってあり【チラシ=お得感】と言う図式が成り立つ事が解かります。


よって女性に関心を持たれるチラシが宣伝効果のあるチラシとなります。 こう言った“アナログな媒体”について不安な将来視をされる意見もあるかもしれませんが、これほど気軽な媒体は無いと思います。最近ではインターネットも定番となっておりますが「接続」「サイトを開く」という複数のアクションを必要とされるが、チラシは「勝手に情報がやってくる」と言う特性があるためダイレクトにユーザーに届きます。


これはコンビニ等で「立ち読み」ができる「雑誌」にも原理はつながります。今や媒体の流れは“アナログ化”に戻っているのかもしれません。